毎日を心地よく過ごす掃除のヒント|道具選びとトイレ掃除編

2026.05.06 | お掃除

いつもピカピカのきれいなマイホームに憧れていても、つい掃除を後回しにしてしまうことはありませんか。普段から掃除をしていないと、汚れを落とすための労力や時間が余計にかかってしまいます。汚れをためず、毎日を心地よく過ごすためのヒントを、ハウスクリーニングのプロである「おそうじ革命 品川旗の台店」の春原(すのはら)将浩さんに聞きました。
第1回目は「道具選びとトイレ掃除編」です。

「掃除が面倒くさい」を解消するには

日々の仕事や家事に精いっぱいで、「掃除は面倒」「疲れる」といったネガティブなイメージがある人は多いのでは。実は掃除の方法や道具選びで、負担感は大きく変わるんです。
「どんな汚れも汚れた直後は、それほど大変な掃除は必要ありません。時間が経過してしまうと、どんな汚れも落ちにくくなってしまいます。シンプルですが、まず『汚れたら掃除すること』が掃除の鉄則です」と春原さん。

マメに掃除をするためには、道具選びも大切。「掃除でいちばん汚れるのは、実は掃除道具。そして、掃除でいちばん面倒なのは掃除道具の準備と後始末だと思います。多くの方は洗面所で使ったタオルとぞうきんは一緒に洗いたくないと思うはずなので、結局汚れたマットやホコリのついた雑巾を、自分で手洗いしなければなりません。掃除道具は使い捨てと割り切るのがコツだと思います」。

手軽な道具で汚れの元を断つ

掃除の面倒くささを少しでも減らすためには、どんな道具を選べば良いのでしょうか。大きなポイントは「すぐ使えて、すぐに処分できるもの」に置き換えること。

「日常の掃除なら、洗剤はキッチン用の中性洗剤とアルカリ電解水だけがあれば大丈夫でしょう。できるだけ水滴や皮脂を落とせば、汚れの元を断ち、きれいな部屋を保てるのではないでしょうか」
重曹やクエン酸などを使った掃除法も人気ですが、汚れの成分によって使い分けが必要なので掃除が得意な上級者に向いています。まずは、気付いた時にパッと使える洗剤で時短掃除をはじめましょう。

トイレ掃除は継続がカギ

できるだけ汚れをためたくないトイレの掃除。便器を磨いて床を拭くなど、毎日少しずつ掃除をしておけばひどい汚れや匂いを予防できます。
「洗剤を使う場合は、効果の弱いものを試して、ダメな場合は強い洗剤を使用します。効果の強い洗剤は人体へのリスクも高いので、そういった意味でも日頃から掃除をしておくことを勧めています」と春原さん。

トイレの主な汚れ

 日常的な汚れ
 ホコリ、皮脂、水アカなど  アルカリ電解水シート、トイレブラシなど
 溜まった汚れ
 黒ずみ(カビ)  カビキラー(塩素系・アルカリ性)
 黄ばみ、尿石汚れ  サンポール(酸性)

※塩素系洗剤と酸性洗剤は絶対に混ぜないように注意しましょう

自分に合った道具で掃除を続ける

「気づいた時にサッと掃除をするためには、自分にとって使いやすい道具を見つけることがポイントです。例えば、トイレブラシに抵抗がある場合は、かけるだけのトイレ洗剤や使い捨てできるトイレブラシを選ぶのもアリだと思います」。
一方、流せるタイプのトイレお掃除シートは便利な反面、ゴシゴシと力を入れる作業には不向きなことも。保存状態や使用頻度によっては、いざという時に乾いて使えないこともあります。「水に流せるタイプのシートは水に溶けるように作られているので、乾いたからといって水を吸わせるとボロボロになってしまいます。キッチンペーパーやウエスにアルカリ性電解水をつけて、掃除をした後にゴミ箱に捨てる方法もあります」と教えてくれました。

取材ライターのつぶやき

大がかりな掃除をしなくて済むように、日頃から簡単な掃除を継続していくことが大切ですね。わが家のトイレはあえて掃除道具を隠さず、すぐ手が届く場所に置いています。家族をできるだけ巻き込みながら、日々きれいな部屋をキープしたいと思います。

今回のSpecialist 春原 将浩(すのはら まさひろ) さん

2016年にハウスクリーニング開業。見た目だけでなく汚れの原因から改善することをモットーに、エアコンクリーニングから空室清掃まで幅広く手がける。豊富な現場経験に基づく丁寧な作業とわかりやすいアドバイスが好評。


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