毎日を心地よく過ごす掃除のヒント|玄関と窓編

2026.05.13 | お掃除

いつもピカピカのきれいなマイホームに憧れていても、つい掃除を後回しにしてしまうことはありませんか。普段から掃除をしていないと、汚れを落とすための労力や時間が余計にかかってしまいます。汚れをためず、毎日を心地よく過ごすためのヒントを、ハウスクリーニングのプロである「おそうじ革命 品川旗の台店」の春原(すのはら)将浩さんに聞きました。
第2回目は「玄関と窓編」です。

玄関掃除は晴れた日がオススメ

玄関は家の顔といわれますが、外からの汚れがたまりやすい場所でもあります。玄関の主な汚れには土や砂のほか、花粉などを含む小さなほこりなどがあり、放っておくと室内まで汚してしまいます。玄関の汚れを水で流す方法もありますが、マンションのような集合住宅では難しいもの。できるだけ早く掃除するためには、道具選びと掃除の方法がポイントになります。

「土や砂は水を含むとドロドロになってしまうので、少しずつ水を流すとかえって掃除がしにくくなります。いちばん早くてラクなのは、晴れて空気が乾燥している日に、掃除機でほこりを吸ってしまうことだと思います。細かいほこりまで吸い取ることで、後の作業もラクになります」と春原さん。ハンディタイプの掃除機やヘッドを換えられるものなども上手に活用したいですね。

タイルの目地にはメラミンスポンジ

玄関掃除で悩まされるのが、掃除機で取りきれない汚れや目地の黒ずみです。こんな時の拭き掃除にも、掃除をラクにするコツがありました。
「玄関の日常的な汚れは、水拭きで取れるものが多いと思います。家庭で掃除する場合は雑巾やタオルではなく、水を含ませたメラミンスポンジを使うと便利です。掃除したい場所に合わせてカットできるし、ボロボロになったらさっと捨てられます。まずメラミンスポンジで磨いた後、タオルなどで水分を拭き取る方法がいちばん楽だと思います」。
メラミンスポンジは汚れを削り落とす性質があるので、まず目立たない場所で試してから使うように注意しましょう。

窓ガラス掃除にスクイージーが活躍

部屋の大きな面を占めるガラス窓も、手アカや泥はねなどでいつの間にか汚れてしまう場所です。冬や湿気の多い梅雨には、窓一面に発生する結露に悩まされることも。
「さっと窓掃除をするなら、スクイージー(水切りワイパー)を使う方法をおすすめします。タオルなどを使う場合よりも掃除道具が汚れず、準備や片付けが最低限で済むからです。拭き跡を残さず乾燥時間も短縮できますよ」。

必要な道具は、窓拭き用洗剤・スクイージー・窓拭き用の乾いた雑巾の3つ。窓用の中性洗剤を窓に吹き付けた後、スクイージーで汚れを拭き取って仕上げます。

スクイージーを使った仕上げ

スクイージーは横に向かって一定方向に直線で動かした後(①②③)、垂直に下方向に動かして(④)水滴を切るのがコツ。一度使ったら、ゴム部分をタオルで拭き取ります。
「水滴やホコリが付着していると、カビや汚れが発生する原因になってしまいます。花粉や黄砂、梅雨の時期などには、特にこまめに掃除をしてみてほしいですね」。

サッシの溝は水を上手に使う

狭くて手が届きにくいサッシの溝は、細かいゴミや砂ぼこりが溜まりがちな場所です。
「サッシの溝に残る汚れは、洗剤で溶けにくい砂や土。まず玄関と同じように、晴れた日に乾いた状態で掃除機やブラシで砂ぼこりを取り除き、汚れが残っていた場合は、ホースで水を流して洗い流します。ホースで水が流せない場所は、ペットボトルの水を少しずつ流しながらブラシで掃除すると良いと思います」。
汚れが溜まってしまうと、掃除の手間は何倍にも膨れ上がってしまいます。何よりも汚れに気づいたら、すぐに掃除することが大切ですね。

取材ライターのつぶやき

子どもが外遊びから帰った後の玄関は、靴の裏についた砂や泥で大変な状態。特に、雨の後は掃除するのもおっくうになっていました。これまではミニほうきとちり取りで掃除をしていましたが、掃除機を使えば大幅に時短ができそうですね。

今回のSpecialist 春原 将浩(すのはら まさひろ) さん

2016年にハウスクリーニング開業。見た目だけでなく汚れの原因から改善することをモットーに、エアコンクリーニングから空室清掃まで幅広く手がける。豊富な現場経験に基づく丁寧な作業とわかりやすいアドバイスが好評。


関連記事