毎日を心地よく過ごす掃除のヒント|浴室編

2026.05.21 | お掃除

いつもピカピカのきれいなマイホームに憧れていても、つい掃除を後回しにしてしまうことはありませんか。普段から掃除をしていないと、汚れを落とすための労力や時間が余計にかかってしまいます。汚れをためず、毎日を心地よく過ごすためのヒントを、ハウスクリーニングのプロである「おそうじ革命 品川旗の台店」の春原(すのはら)将浩さんに聞きました。
第3回目は「浴室編」です。

浴室が汚れる原因は

きれいに見える浴室に、いつの間にか発生している黒カビやぬめり汚れ。梅雨の時期はもちろん、年間を通して悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
 「元々、空気中には黒カビやぬめりの元になる原因菌が漂っていて、湿気や栄養、温度などの条件が揃うとどんどん増殖していきます。シャワーや入浴で温度・湿度が上がった浴室は、菌が繁殖しやすい環境になり、浴室に残ったさまざまな汚れも菌にとっては栄養分になってしまいます」と、春原さん。

●浴室の主な汚れ

 汚れの種類  汚れやすい場所
 水アカ  鏡、蛇口
 せっけんカス  壁、床
 湯アカ  浴槽
 ホコリ  換気扇など
 黒カビや菌  ドア、浴室の隅、排水口

 

浴室は特にこまめな掃除が必要な場所。汚れを見つけたら、後回しにせずにすぐ対処することが大切なんですね。

浴室掃除のベストタイミングは

お掃除のプロである春原さんによると、浴室を掃除するベストタイミングは入浴後。温度が高い方が湯アカや水アカが落ちやすく、浴室内に溜まった湿気に早く対処できるからです。

入浴後の掃除ポイント
①床や浴槽の湯アカをシャワーで流す
②スクイージーで壁の水滴を落とす
③排水口のゴミを取り除く
④浴室全体を換気して温度と湿度を下げる
「掃除の鉄則は、とにかく汚れた後にすぐ掃除に取りかかること。どんな汚れもはじめは水滴やごく小さな汚れです。早く取り除いておけば、汚れが溜まってしまうこともありません。お湯につからずシャワーだけを使う場合も、浴槽にシャンプーやボディソープの汚れが残るため、全体を掃除する方が良いと思います」。

浴室の温度・湿度を下げる

お風呂に入るたびに浴室の換気扇を回したり、窓を開けたりしているのに黒カビに悩まされている人も多いのでは。そんな場合は、換気の方法を見直してみましょう。

「浴室をきれいに保つためには、換気がとても大事です。湿度が高い状態で室温が下がると、浴室の壁や天井に結露ができて汚れの元になるからです。浴室に乾燥機能がついている場合は、入浴後に乾燥をする習慣をつけた方が良いかもしれません」。
浴室の窓を開けて換気をしている場合も、十分な換気ができていないことがあるそうです。「窓を開けただけでは空気が完全に入れ替わらず、黒カビの原因になっていることがあります。そんな時は浴室のドアを開け、脱衣所側から窓に向けてサーキュレーターを回すことを勧めています。浴室の温度と湿度を下げることがカビの予防になりますよ」。

もしカビが生えてしまったら

もし黒カビが生えてしまった場合にも、早めの対処がポイントになります。「カビが生えている部分の水分を拭き取って、カビキラーなどの塩素系洗剤をかけてブラシで擦ります。なかなか取れない場合は、時間を長めにしてみると良いと思います」と、春原さん。ジェルタイプなど汚れに密着するタイプの商品がオススメです。

 「時間が経って取れにくくなった汚れや、浴槽のエプロンといわれる内部、換気扇などは一般家庭ではなかなか掃除が難しいと思います。悩んだ時には、プロのお掃除を利用してみるのも良いと思います」と教えてくれました。

取材ライターのつぶやき

入浴後はできるだけ水分を拭き取るようにしています。しかし、先日とうとうシャワーの下に小さな黒カビを発見。どうやら、シャワーヘッドから落ちる微量の水滴がしっかりカビの元になっていたようです。今回の記事を参考にして、カビが生えにくい環境をキープしようと思います。

今回のSpecialist 春原 将浩(すのはら まさひろ) さん

2016年にハウスクリーニング開業。見た目だけでなく汚れの原因から改善することをモットーに、エアコンクリーニングから空室清掃まで幅広く手がける。豊富な現場経験に基づく丁寧な作業とわかりやすいアドバイスが好評。


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