【column】家電ライターが教える!新居で使いたい便利家電|お掃除家電編

2023.02.08 | 家具・家電

年々、驚くほど進化を続けている家電。生活のあらゆるシーンで手助けをしてくれる頼もしい存在なので、引っ越しの際は新調したり、欲しかった家電を追加したりする機会も多いと思います。そこで、自宅に200を超える家電を所有し、実際に使用しながら「家電の便利さ」を各種メディアで伝えている、家電ライターの田中真紀子さんに「今おすすめしたい家電」をジャンルごとに紹介していただくことになりました!
第2回目は、新しいお家をいつまでもキレイに保ってくれる、とっても賢い「お掃除家電」です♪

※価格は執筆時、編集部調べ

お掃除家電の傾向と状況

新型コロナウィルスは人々の生活スタイルと意識を大きく変えました。コロナ禍で在宅時間が増えたことにより「菌が気になる」人が増加。また、在宅時間が長くなったことで家に愛着が湧き、「今までより家を清潔に保ちたい」と思ったり、汚れが目につくようになったりと、さまざまな理由で掃除頻度が高くなったと言われています。「それを受けて、近年は掃除機がよく売れましたし、掃除機自体も進化を遂げています。特に『ダストボックスから舞い散るホコリが気になる』という利用者の声を受け、充電台に自動ゴミ収集機能を搭載したものが増えています」と田中さん。

上記のような状況を踏まえ、田中さんが新築を検討している方にお勧めしたいのは「ロボット掃除機」なのだそう。「ロボット掃除機は手間を省くだけでなく掃除頻度が高くなり、結果的に今までよりきれいな状況をキープできる場合もあります。また新築時に導入すれば、ロボット掃除機の動線も含めた家具配置もしやすくなります。そのうえでコードレス掃除機を追加するか…などを検討するといいと思います!」。

ということで早速、田中さんおすすめのロボット掃除機を含めた多機能な「お掃除家電」をご紹介します。

じゅうたんの奥までキレイにするパワー。なのに軽々使える!

〈日立グローバルライフソリューションズ〉パワーブーストサイクロン
PV-BH900SK 88,330円

1.7kgの軽量ながら、パワフルなモーターと効率よく空気を吸い込む構造により、強い吸引力を実現しています。床の材質に応じて自動でパワーを切り替えるほか、ヘッドの先端に搭載された緑色のLEDライトが、見えにくいゴミを浮き上がらせ、徹底的に掃除ができます。

緑色はもっとも明るく感じる波長に近く、照らされたごみとごみの影の明暗の差(コントラスト)が大きくなるため、ごみが見えやすくなるそうです。

この掃除機を愛用中だという田中さんは「とにかく軽くてパワフル!自走機能もあるため軽い力でスイスイ掃除ができ、コードレスだから吸引力が弱いといった不満も感じません。軽量なので階段掃除がしやすいのも魅力です。アタッチメントが豊富なので、高い場所からソファ、布団、サッシレールなど、家のあらゆる場所で活躍しています!」

新機能が満載!パワフルなコードレススティッククリーナー

〈シャーク〉EVOPOWER SYSTEM iQ+
72,600円

アメリカ発の掃除機メーカーが日本のために開発した掃除機シリーズ。パワフルかつ軽量ながら、片手でハンディー仕様にチェンジできたり、ゴミが捨てられたりなど、使いやすさを追求しています。

さらに、ゴミの量に応じて吸引力とブラシの回転速度を自動調整する機能により、適切なパワーで掃除をすることが可能に。自動ごみ収集ドックのおかげで、ゴミ捨ては月1回でOKです!

田中さん「重量バランスがとてもよく、軽い力でスイスイ動かせるのに、床にぴったりくっつく安定感が秀逸。充電台から上に持ち上げればハンディー部分だけ引き抜けるので、ハンディーとしての使用頻度も上がります。また、パイプがグイッと曲がるため、立ったままソファやベッドの下が掃除できるなど、とにかく仕掛けがおもしろい!自然と掃除したくなる掃除機です」

音を気にせず、好きなタイミングでお掃除OK

〈アイリスオーヤマ〉ダスポ
76,780円

静かに掃除したいときや、バッテリー残量が気になるときに便利な、吸引せずにヘッドのブラシを回転させてゴミをかき取る「ちりとりモード」を搭載。ヘッドのダストポケットに溜まったゴミは、充電台に戻したときにダストボックスに吸引されます。通常のコードレス掃除機としての基本機能も十分。〈アイリスオーヤマ〉の特徴である「静電モップ」も便利です。

田中さん「一見するとすっきり清潔感のあるコードレス掃除機ですが、ヘッド部分だけで掃除できる「ちりとりモード」がユニーク。カラカラとブラシが回転する音しかしないので、とても静かで気流も起こりません。赤ちゃんがいる家庭や掃除機の音を嫌がるペットがいる家庭、夜遅い時間の掃除などに便利。一台2役なので、使い分けられるのがいいですよ」

水拭きと掃除機がけが1度で完了する素晴らしさ

〈アイロボット〉ルンバコンボ i7+
159,800円

ロボット掃除機「ルンバ」のハイエンドモデル「ルンバ j7+」に、床拭き機能が追加搭載。掃除機がけと同時に床拭きも済ませてくれて、充電台に戻ったらゴミを自動で吸引します。掃除中にカーペットを検知したら、モップを床面から天面へとリフトアップするので、カーペットを濡らすこともありません。

また、間取りを覚えて効率よく掃除し、障害物を検知すると避けてくれるので、床にものがあっても大丈夫です。

これがモップパッド。しかも洗濯可能というのが嬉しい限り。


カメラと3つのフロアセンサーでラグやじゅうたんを認識し、モップパッドを本体天面まで持ち上げるので、濡らしません!


田中さん宅を清掃中のルンバコンボ。部屋やスケジュールごとに「掃除機がけ&拭き掃除」または「掃除機がけ」を選択可能。水拭きしたくない場所を拭き掃除禁止エリアに設定することも可能です。

田中さん「自動でゴミを収集する『クリーンドック』のデザインがスタイリッシュになり、室内に置いても重厚感を持って馴染んでくれます。間取りを覚えたらスマートフォン上で掃除したい部屋、したくない場所などを設定でき、ライフスタイルにあった使い方が可能に。犬猫のフンも避けてくれるのでペットオーナーにもおすすめです!」

掃除の手間から解放されてしまう、驚きの体験を!


〈ロボロック〉S7 Max V Ultra
162,800円

勢いを伸ばし続ける中国発のロボット掃除機メーカーです。こちらも1台で掃除機がけと床拭きができるだけでなく、ゴミの自動収集、さらにモップの自動洗浄まで行ってくれるため、掃除後の手間がありません。給水も自動のため、事前の準備も不要。カメラが2つ搭載されているため障害物回避能力も高く、見守りカメラとしても活用できます。


水拭きやモップ洗浄に必要な水を自動で給水するので、水拭き開始時にモップを濡らす必要がありません。水拭き掃除中に本体の水量が不足すると、ドックに戻り給水を開始します。

田中さん「スマートフォンで外出先からリモート掃除をする際の心配事として、モップ用の水を入れてない、床が散らかっている、などがありますが、このロボット掃除機ならモップ用水も自動で給水し、障害物は自動で避けてくれるという優れもの。動きや判断力が早いので、掃除が終わる速さもスピーディーです。カメラオンで掃除をすると、ロボット掃除機視点で床の様子が見えるのもおもしろいです(棚の下に落ちたものも見えますよ)。できるだけ手をかけずに、かつロボット掃除機の不安を感じたくない人におすすめです」。

取材ライターのつぶやき

コードレスでパワフルなのは当たり前で、今やゴミは手を汚さずに回収でき、水拭きまでできる時代なのですね。羨ましすぎて、ため息まじりでこの原稿を書きました(笑)。最大限まで伸ばしたコードで、届く範囲しか掃除機をかけない我が家。コードの差し替えにプチストレスを感じてしまうため、届かない箇所はたまにしか掃除をしないことも…。
がしかし!最新機種を導入すれば、我が家は間違いなく隅々までキレイをキープできる将来がはっきり見えました。現在5年ほど使っている掃除機の寿命を待つか、待たずに買うか…本気で検討したいです。

今回のSpecialist 田中真紀子(たなかまきこ) さん

最新家電の情報をいち早く入手し、雑誌やウェブなどで紹介している家電ライター。
今まで執筆に携わった家電数は1000近くにおよび、最新家電をストックする部屋もある自宅には、常時200を超える家電を所持。実生活で使用しながら主婦目線で執筆し、家電の魅力を幅広く伝えている。
メディアやメーカーからの取材・監修に加え、専門家としての記事監修、企業コンサルタント、アドバイザー業務もこなしている。


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