【column】家電ライターが教える!新居で使いたい便利家電|空調家電編

2023.05.17 | 家具・家電

年々、驚くほど進化を続けている家電。生活のあらゆるシーンで手助けをしてくれる頼もしい存在なので、引っ越しの際は新調したり、欲しかった家電を追加したりする機会も多いと思います。そこで、自宅に200を超える家電を所有し、実際に使用しながら「家電の便利さ」を各種メディアで伝えている、家電ライターの田中真紀子さんに「今おすすめしたい家電」をジャンルごとに紹介していただくことになりました!
第5回目となる最終回は、花粉やハウスダスト、ウイルス除去なども期待できるおすすめの「空調家電」です♪

※価格は執筆時、編集部調べ

空調家電の傾向と状況

新型コロナウィルスの影響で、空気の清潔さにこだわる人が増えました。そのため空気清浄機も手軽なものから高機能なものまで幅広く登場し、ニーズに合わせて選べるようになっているそうです。

「室内の空気環境を整えるうえで欠かせないのが、湿度です。特に冬場、エアコン暖房を使用すると湿度が下がりがちになります。湿度が低いと肌が乾燥するだけでなく、ウイルスの活動が活発になるほか、乾燥によって喉のせん毛の動きが悪くなり、菌やウイルスをブロックできずに体内に取り込まれ、風邪をひきやすくなってしまいます」と田中さん。上記のようなことから、加湿器も重要な存在。コロナ禍を受け、加湿の重要性が厚生労働省から提言されたこともあり、加湿器の需要も伸びているそうです。

検討する際のアドバイス

田中さん「まず新築であれば、ホルムアルデヒドの心配がゼロではない(新調した家具含め)ので、空気清浄機を取り入れることをおすすめします。空気清浄機には、脱臭や有害物質の除去などの効果がありますが、なかにはホルムアルデヒド除去をうたうものもありますので、選ぶ際にチェックしましょう。

また、戸建は乾燥しやすいので、これからの季節は加湿器があると安心。とはいえ、過加湿になると結露やカビを引き起こし、家具や住まいを傷めますので、設定湿度をキープするオートモードがあると安心です。空気清浄機と加湿器が1台になった加湿空気清浄機は便利ですが、余裕があれば別々に用意したほうが、それぞれの性能をきちんと発揮でき、管理も楽です」

ということで今回は、空気清浄機と加湿器でそれぞれ、おすすめをご紹介します♪

清浄機、扇風機、加湿器の機能がどれも最先端!

〈ダイソン〉Dyson Purifier Humidify+Cool Formaldehyde PH 04 WG 103,400円

スタイリッシュなデザインが人気の〈ダイソン〉の空気清浄機。一般的な空気清浄機(0.3μm)より微細な粒子(0.1μm)を捕集できるほか、ホルムアルデヒドも分解する機能を搭載。さらに加湿機能も搭載されています。

田中さん「空気清浄機・扇風機・加湿器と3つの機能がいずれも最先端。特にユニークなのが、空気中のホルムアルデヒドをセンサーが検知し、分解してくれる点です。ホルムアルデヒドを含む汚染物質の量が数値でディスプレイされるため、空気の状態が一目瞭然!小さいお子さんがいる家庭におすすめです。さらに、加湿用の水をUV除菌したり、加湿ユニットを自動洗浄したり、手間なく清潔に使えるのもうれしいポイントです」

北欧ならではの高いデザイン性も魅力

〈ブルーエア〉ダストマグネット 84,700円

スウェーデンの空気清浄機メーカーです。フィルターの目をあえて大きくすることにより、大風量で空気を吸い込めます。一方、本体内部をマイナス帯電させることで、一般的な空気清浄機より微細な0.1μmまでの微粒子を除去。日常的なお手入れはほぼ不要で、フィルターを定期的に交換するだけというのも嬉しいポイントです。


モダンなインテリアにも合わせやすいファブリック調デザインが魅力。上部がトレイのようになっていて、物を置けるというアイデアも秀逸。日本では「グッドデザイン賞」を受賞しています。

田中さん「下から吸い込み、気流を回転させながら吹きだすため、床の埃や花粉にも強いんです。私も自宅で愛用しています」

独自の「ストリーマ技術」で内部も清潔

〈ダイキン〉加湿ストリーマ空気清浄機MCK70Z 79,200円

ダイキンの空気清浄機は「ストリーマ技術」と「TAFUフィルター」が特徴。フィルターによる空気清浄と同時に、有害物質を分解するプラズマ放電の一種「ストリーマ放電」を行うことで、有害物質を分解します。ニオイや菌類、ホルムアルデヒドにも効果あり。また、撥水・撥油効果が高い「TAFUフィルター」は、10年後の集塵性能の劣化を抑えます。

田中さん「ただ空気の微粒子を取り除くだけでなく、ストリーマにより有害物質を分解してくれる点で、より高い効果に期待ができます。脱臭、除菌効果が高いのも◎。また、一般的に10年後には半減するとされるフィルターの効果を、7割に留める点でコスパも良いです」

壁と一体化する、斬新な光触媒デバイス


〈カルテック〉ターンドケイ67,650円


フィルターを使用せず、光触媒技術で空気中のウイルスや菌、ニオイを分解します。厚さ7mmとスリムな壁掛けタイプです。

田中さん「壁掛けできるため、床に設置する場所を取らなくてよいのが魅力。フィルターも数ヶ月に一度、つけ置き洗いするだけで良いのでお手入れも簡単です。なお、光触媒フィルターを通し、ニオイの原因物質を分解することで脱臭しているため、高濃度だと人体に影響があるとされ、ニオイも気になるオゾンや次亜塩素は発生しません!安心して使えますよ」

業界初!取り替えトレイカバーでお手入れも楽々

〈ダイニチ〉加湿器 RXTタイプ 30,000円前後

9年連続販売メーカー販売金額ナンバーワンを誇る、〈ダイニチ〉の加湿器。加湿方式のハイブリッド式は、湿度にあわせて温風気化式と気化式を切り替えるため、加湿能力と省エネ性を両立。広い空間もしっかり加湿できます。

お手入れが面倒な加湿トレイは、使い捨てにすることで衛生面にも配慮しています。

田中さん「スタイリッシュなデザインと、加湿能力の高さ、衛生面など、全方位的におすすめしたい加湿器です。そもそも気化式は菌が空気中に舞いにくいとされていますが、お手入れ性も配慮されているので、私の中での“おすすめ度合い”がさらに増しています!」

取材ライターのつぶやき

コロナ禍を経て、家族の健康維持に強い関心を持つ方も多いと思います。特に人が集まるリビングなどの広い空間をきれいにするには、必然的にサイズも大きくなってしまうのかな?と思っていましたが、今回、田中さんに紹介していただいた家電はどれもデザイン性が高く、圧迫感を感じさせないスタイリッシュなものばかり。しかも高機能ということで、思わず欲しくなるラインナップでした♪

今回のSpecialist 田中真紀子(たなかまきこ) さん

最新家電の情報をいち早く入手し、雑誌やウェブなどで紹介している家電ライター。
今まで執筆に携わった家電数は1000近くにおよび、最新家電をストックする部屋もある自宅には、常時200を超える家電を所持。実生活で使用しながら主婦目線で執筆し、家電の魅力を幅広く伝えている。
メディアやメーカーからの取材・監修に加え、専門家としての記事監修、企業コンサルタント、アドバイザー業務もこなしている。


関連記事