うちラクファーム第2弾始動!畑初心者がイチから畑を作ってみる④

2025.08.06 | ガーデニング

昨年9月末にスタートした「うちラクファーム」。畑初心者のうちラクスタッフが土づくりから収穫、そして食すところまでを実体験してみました。
一度体験すると、その楽しさや、なかなか上手くいかない状況に「もう一度やってみたい!」という想いになり、うちラクファーム第2弾をスタートすることにしました。

今回は、4月末に植えたジャガイモの収穫と、5月末に新しく植えたとうもろこし、枝豆、オクラ、きゅうり、トマトの生育状況をレポートします!

ジャガイモの収穫1回目(6月中旬)

4月末に植えたジャガイモの様子を見に畑に行ってみると、ジャガイモの葉なのか、草なのかわからない状態に。
じばらく雨が続いたので草も元気な状態になっています。

それでも探り探り、ジャガイモの葉を引っ張ってみると…

ちゃんと成長している!
ん?何か白い斑点のようなものが付いているけど大丈夫なんだろうか…
調べてみると「皮目肥大(かわめひだい)」というもので、過湿による生理障害だそうです。ここのところ梅雨時期で雨が降り続いていたことが原因でしょうか。
ただ、食べても問題ないとのことです。

大量に収穫できました。
盛り土がうまくできておらず、緑色に変色してしまっていたり、腐っていたものもあり全体の1割程度は廃棄しました。

ジャガイモは、収穫した後に日に当たりすぎるとクロロフィル(葉緑素)が生成され、緑色になってしまうのだとか。緑色になった部分には天然毒素であるソラニンやチャコニンが多く含まれるため、収穫後は長時間日に当てないように、と農林水産省のwebサイトにも記載されています。(農林水産省「じゃがいもによる食中毒を予防するために」※外部ページ)

ジャガイモは初心者でも簡単に栽培できる反面、食中毒になってしまう危険性もあるので育てる前に知識をつけておくと安心かもしれませんね。

畑では、昨年9月に植えたニンニクが大きく育っていました!
時間差で収穫できる作物があるのも嬉しいですね。

種から大事に育てた作物たちの成長

今年の4月に種から育て、順調に苗まで育ち、5月末に畑に植えたトウモロコシ、枝豆、オクラと、追加で苗から植えたきゅうり、なし、トマトの様子を確認すると…

種から育てたトウモロコシは順調に育っていて、前回と比較しても大きく成長しています。

▼前回(5月末:約20日前)のトウモロコシの様子

まだまだ収穫は先になりそうですが、これから夏本番になるので、天候や日照りなども心配です。

この日は、ジャガイモとにんにくが収穫できたので、にんにくを使ってステーキとジャガイモを焼いて食べました!

収穫したその日に食べる野菜は格別に美味しく感じます。

ジャガイモの収穫2回目(6月下旬)

この日は前回収穫しきれなかったジャガイモを全て収穫します。
ジャガイモは一度の植え付けで全て収穫してしまわないと、病気や害虫が発生しやすくなってしまうのだとか。

まずは、生えてきたジャガイモの葉の部分を引っこ抜きながら土の中のジャガイモを探します。この日は30度超える暑さ。水分を補給しながら作業を進めます。

2週間前に一度収穫したのに、まだまだ掘るとジャガイモが出てきます。
スコップや片手で扱える小型の鍬で丁寧に掘り起こします。

本来なら、収穫したジャガイモは日陰で表面の水分を乾かす必要があるのですが、この日は天日に当てて、緑色になる前に、ダンボールに入れていきました。

ジャガイモの隣の畑では、トウモロコシ、きゅうり、枝豆が順調に成長しています。

頑張って自分たちで立てた支柱に、きゅうりのつたがクルっと巻かれています。
自分たちが立てた支柱をちゃんと使ってくれているという事実だけでとても感動します。
作物を育てる感動ってこういうことなのかなと実感しました。

トウモロコシも芽を出し始め、枝豆も枝豆らしい形になってきました。
種からここまで大きく成長してくれたことに、一段と感動が増します。

さて、次回はいよいよお世話になった方々へ、ジャガイモのお裾分けです!
どんな反応なのか楽しみです。

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