風水デザイナーに学ぶ|間取り別に見る良い気を流すための環境とは&スタッフ宅を風水鑑定

2026.02.25 | インテリア

風水って占い?なんだか、いかがわしいもの?と感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。実際は、先人たちが築き上げてきた知恵と知識が風水なのだと原さんはおっしゃいます。家づくりの風水設計や鑑定を行い、風水デザイナーとして活躍する原さんに風水についてお聞きしました。
今回は家の間取り別に気をつけたいポイントと、スタッフの自宅を鑑定してもらいました。

気の通り道、玄関

玄関は、「気の通り道」として家の中で最も大事な場所です。そのため、気が通りやすいように物がない状況が理想的です。今、物をたくさん玄関に置いている方は、できるだけ片付けてください。それだけでも気の通りが良くなります。
玄関は、なるべく狭いよりは広い方がよく、暗いよりは明るい方が良いのが第一条件です。
戸建ての場合は明るく広い玄関が多いですが、マンションの玄関は窓がなく、暗く狭い閉鎖されている環境が多いです。その場合は、小さなランプをつけて明るさを保つだけでも良いでしょう。玄関の狭さが気になる方こそ、玄関に置いている物を片付けて広く開けておくのがベターです。無駄に傘が何本もある場合は、必要な分をセレクトして処分しましょう。

あとは鏡の位置。玄関に姿見鏡を置いている方は、玄関扉に対して正面に向かって置かない様にしましょう。正面に鏡があると、良い気が入ってきたときに、鏡で跳ね返されてしまいます。

リビング

リビングは家族や人が集まる場所なので、みんなが居心地よい場所であった方が良いですね。一番気をつけたいのはソファーの向き。テレビの置いた位置との関係性があるので、大きく動かすことはなかなか難しいと思うのですが、そこに住む家族にとって良い方角を向いていた方が良いですね。八卦(はっけ)を活用して、ご家族にとって良い方位を確認してください。(八卦については1回目の記事を参照)

風水では、自然のものを置くことが良いとされています。良い気を出してくれる植物を活用したり、自然のものから抽出されたアロマを使って空間を浄化すると、人間にとってもリラックス感を与えてくれるので、部屋にも人にも良い影響を与えてくれます。もちろんお香でも良いです。(香りと風水についてくわしくは3回目の記事へ)

キッチン・洗面台など水廻り

キッチンはとにかく片付けておくことが大切です。物を出しっぱなしにしておくと、悪い気が溜まりがちになるので、物を出したら片付けるを基本にしておきましょう。
また、嫌な匂いを発生させないことが大事です。匂いは人にとって敏感な感覚の一つです。
湿気にも気をつけましょう。湿度は人間の性格にも影響を与えます。湿気が多いと性格的にもジメジメしてしまうこともあるので、換気をこまめにして湿度調整をしましょう。

かつての日本の台所は、「土間」で料理をしていました。まだ冷蔵庫がない時代、食べ物を腐らせないために暗くて涼しいところというのが台所として配置されていて、夏場には玄関を開けてその涼しい空気を家全体に送り込む、自然換気の知恵があったとされています。
日本家屋の作り方は意味があって全てレイアウトを決められていたので、調べてみると参考になることもあります。

スタッフKの家を間取り別に見てみる

家の風水を見る時は、まず家の中心を測り八方位を定めます。Kさんのお家は少し歪なので、中心を取るのにかなり悩みましたが…。
どんな家にも八方位に割った時に気の悪いエリアと良いエリアが存在します。そこから、どのエリアでどういう対策を取るのかを検討しておきます。

玄関の位置と向きによって家の気の流れが決まってきます。Kさんの家は玄関が東を向いていますね。玄関の向きと方位が家によって異なるので、それぞれの家で測ってみないとこの八方位は定めることができません。

Kさんの家でいうと、ブルー色で塗っている部分は「旺気(おうき)」といって、良い気が漂う場所です。リビングの窓側とワークスペースの一部分が最も気の流れが良い場所になりますね。ここには、ゴムの木やサンスベリアなどを置くと良いでしょう。
適切な場所に適切な植物を置くと、植物も生き生きしてくるので、家にとっても人にとっても良い気をもたらすアイテムになります。

グリーン色に塗っている「死気」といって悪い気が溜まっているところになります。Kさんの家だとキッチンと洗面台、ワークスペースの一部が「死気」にあたりますね。ですが、「死気」は対策次第で「財気」に変わるので必要な場所です。「財気」に変えるためには竹系の植物を置くと良いです。そうすることで財を産んでくれる貴重な気に変わっていきます。
例えばミリオンバンブーなどが良いでしょう。

赤い部分は「乱気」といって、乱れた気が流れる場所です。ここにサボテンを置くと良いでしょう。サボテンのトゲには悪い邪気を吸ってくれる効果があります。

家の気の流れを意識しておくこと

どんな家でも良い気だけが存在している家というものはありません。家の中には良い気と悪い気が混在していることがバランスの良い家になります。
例えば、無意識に使わない部屋があったり、あまり家族が入らない部屋があったりしませんか?そんな場合は、無理に使わなくても良いですが、時々扉を開けて空気を循環させておくことが大切です。そんな風に家の気の流れを意識しておきましょう。

取材ライターのつぶやき

今回原さんに自宅の風水鑑定をしてもらって、自分たちでもなんとなく感じていた悪い気を鑑定で当てられたことが驚きました。悪い気も、対策次第で良い気に変わるし、自分にとって風水で悪い方位、色を選ばなければ良いという選択肢の一つということに救われた気がします。みなさんも、ぜひ自分にとっての良い気の取り入れ方を学んで実践してみてください!

 

今回のSpecialist ハラプロ 原 文美 さん

西部ガス株式会社に20年勤め、2016年に独立しハラプロを設立。現在は風水デザイナーとしてリフォーム、リノベーション時の風水設計や、風水鑑定、セミナーなどを開催。「住まいの間取りや日取りを考えるだけでなく、その人のライフスタイルを含め、居心地のいい環境や状態にもっていく」を目標に、家づくりやお店づくりのアドバイスを行う。


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