【セルフリペア】玄関ドアの調整方法|ドアクローザー編

2023.10.04 | 住まいのメンテナンス

玄関を開けるたびに、ギギっと音がしたり、開閉スピードが遅かったり早すぎたり感じたことはありませんか? あまり知られていないかもしれませんが、玄関ドアはご自身で調整できることもあります。
どこまで自分で調整ができるのか、どこからプロに頼むべきかも合わせてご紹介いたします。

ドアクローザーの調整方法

ドアクローザーとは、玄関ドアの上部についていて、ドアを油圧によりゆっくりと自動的に閉めるための装置です。カバーが付いているタイプもあるので、カバーを外して調整してみてください。

①まずはドアクローザーの油漏れがないかチェックする

油漏れが発生している場合は、新しいドアクローザーに交換が必要です!プロに頼みましょう。

〈POINT〉
ドアクローザー部分から油漏れしている場合は「修理」できないので「交換」になります!油漏れを放置すると、ドアが開かなくなったり、突然ドアが閉まって指を挟んだり、事故につながるので早めにプロに相談しよう!

ドアクローザーには、ドアが閉まるときのスピードを調整できる機能があります。ドアクローザー本体の外側にある速度調整弁を回して調整します。

プラスドライバー、またはマイナスドライバーを使って調整します。

スピードを調整できる区間(範囲)は、第1速度区間・第2速度区間・第3速度区間と区間が分かれていています。どの区間の調子が悪いのかを最初に確認しましょう。

調整弁の近くに、小さく数字が書かれていますのでそれを目印に調整をおこないましょう。

調整弁は、左に回すとドアが閉まるスピードが速くなります。その逆に、右に回せばスピードは遅くなります。

〈POINT〉
調整弁を回す際の注意する点は『2 回以上調整弁を回さないこと』!もっと速くしたい!遅くしたい!と思って回し過ぎてしまうと、ドアクローザーが故障して油が漏れてきてしまいます。

住宅メンテナンスのプロが、皆さまのお悩みにお答えします

Q.ドアクローザーの寿命はどれくらい?
ドアの使用頻度にもよりますが、約十数年といわれています。徐々に部品が摩耗していき、ドア開閉時にギギギと音がしだしたり、スピード調整しても開閉スピードが変わらない場合は、取り替えを検討しましょう。

Q.どんな時にプロに頼んだら良い?
・油漏れが発生してからしばらく経っている
・調整しても開閉スピードに変化がない
・自分で調整するのは自信がない!


ドアクローザーから油漏れしていたり、調整してもスピードが変わらない場合は交換のタイミングかも? プロに相談しよ う!

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