室内ドアが枠に当っていたり、床にこすっていたりしません か? 毎日開け閉めする所だと、ストレスになってしまいますよね。そんな時は、丁番を調整することで解消される可能性があります。ぜひトライしてみましょう。
室内ドアの各部の名称
※ドアのメーカーによって名称や配置が異なる場合もあります。

今回は、「丁番」の調整方法をご紹介いたします。
丁番の調整方法
ドアが枠に当たったり、床にこすれるなどしてスムーズに閉まらなくなったりなっている場合は、ドアに2箇所ついている丁番を調整することで改善できる場合があります。
※調整できる丁番が付いていない場合は、メーカーの取説やホームページをご確認ください。

メーカーや丁番の種類によりますが、丁番には「前後」「上下」「左右」が調整できるネジがあるものが多くあります。

※メーカーによっては固定ネジのみの丁番もあります
まず、ドアを開け閉めして、どの部分が枠に当たっているかを確認しましょう。

まずは丁番の調整を始める前に、固定ネジを半時計まわりに1回転だけ緩めます。

〈POINT〉
固定ネジは絶対に外さないこと!ネジが紛失したり部品が落下する恐れがあります。
左右調整が必要な場合
左右操作用の調整ネジを回転させます。

前後調整が必要な場合
左右操作用の調整ネジを回転させます。

上下調整が必要な場合
2つの丁番のうち、下にある丁番の縦方向の上下調整ネジを回し、ドアの上下方向の位置を調整します。

最後に、固定ネジを締め直して開閉に問題がないか確認しましょう。


住宅メンテナンスのプロが、皆さまのお悩みにお答えします
Q.どんな時にプロに頼んだら良い?
・自分で調整してみたけどうまくいかない!
・丁番の形が図と違って調整が難しい!
丁番にはたくさん種類があるため、ご自身で調整が難しいと感じた場合はプロに頼みましょう!


