【セルフリペア】室内ドアの調整方法|引き戸編

2024.02.14 | 住まいのメンテナンス

室内にある引き戸のドアが最近重くなったな、もしくは扉を閉めているのに少し隙間が出てしまう、と感じたことはありませんか? その違和感は引き戸に付いている調整機能を使って解消するかもしれません。ぜひこの記事を参考にご自宅の引き戸も調整してみてください。

室内ドア(引き戸)の調整方法

レールの部分にゴミが溜まっていませんか?もしゴミが溜まっていたら掃除機か雑巾などで取り除きましょう。

〈POINT〉
ペットなどを飼っているお宅では、引き戸のレールなどに毛などが詰まりやすくなるのでこまめに掃除しよう!

扉の上下の調整方法

下のイラストのように扉を閉めているのに、すき間ができている場合や、扉の下の部分が床に擦れているような感覚があれば、引き戸の高さを調節することで解消されます。

扉の左右側面にある上下調整ネジを回して、上下に調整します。このときに、扉を閉じたり開いたりして、傾きを確認しながら調整してください。

〈POINT〉
電動ドライバーは使用しないこと!ねじ頭が壊れる恐れがあります。手回しドライバーを使って調整してください。

扉の前後の調整方法

下のイラストのように扉を閉めるときに、扉と扉が当ってしまう場合は、扉を前後に調整しましょう。

扉の上部にある「上部ガイドの調節ネジ」で前後を調整してください。

扉の下部にある「下車の調整ネジ」で前後を調整してください。

住宅メンテナンスのプロが、皆さまのお悩みにお答えします

Q.どんな時にプロに頼んだら良い?
・引き戸が大きくて交換が大変
・自分で部品を探す自信がない…

大きな引き戸はしたの戸車(滑らかに動くようにする小さな車)が壊れやすくなっています。交換は簡単ですが、同じ部品が必要なので、ご自身で交換に不安がある場合はプロに頼みましょう。

関連記事