床は日頃から綺麗に掃除するけど、壁紙って掃除が必要なの?と思われる方も多いのではないでしょうか。
そんなに汚れてないなと思っていても、人の手垢などが蓄積して黒ずんだり、湿気でカビたりすることも。さらに小さなお子様が落書きしてしまうことも少なくないと思います。
そこで今回は、さまざまな汚れに適したお手入れ方法をご紹介します。
準備するもの

・台所用中性洗剤
・雑巾(3枚)
・消しゴム(クロス専用も販売されています)
まず確認しよう!壁紙の種類
今回ご紹介するお手入れ方法はビニールクロスの壁紙をお使いの方向けです。壁に少しだけ水をかけて、水が弾けばビニールクロスです。紙クロスや布クロスの場合は壁を傷つけてしまう可能性があるのでご注意ください。
全体の汚れのとり方
①雑巾2枚を濡らして絞っておき(残り1枚の雑巾は乾いたままにしておく)水で濡らした雑巾1枚に中性洗剤を数滴つける
②壁の上から下に吹いていきます。
③洗剤を付けてない濡れた雑巾で拭いたあと、乾いた雑巾で乾拭きする
〈POINT〉洗剤が残っていると変色の原因になることもあるので、最後にきちんと洗剤を拭き取ることが大事!
鉛筆やクレヨンなどの落書き汚れ
①鉛筆の汚れは、消しゴムで優しく消します。クレヨンやペンなどの汚れは「油汚れ」なので、濡れた雑巾に中性洗剤をつけて叩くように汚れを落とす。
②洗剤を付けてない濡れた雑巾で拭いたあと、乾いた雑巾で乾拭きする
〈POINT〉中性洗剤でどうしても落ちない汚れには、消毒用のエタノールスプレーを使いましょう。壁紙の種類によっては変色の恐れがあるため、はじめに壁の目立たない場所で試してから掃除してください。

住宅メンテナンスのプロが、皆さまのお悩みにお答えします
Q.壁紙をきれいに保つための日頃のお手入れ方法とは?
フローリングワイパーで掃除をしながら、汚れがないかチェックしましょう。手垢や油汚れはとにかく早めに掃除することが壁紙を綺麗に保つコツです!
Q.壁紙の凹凸部分の汚れがなかなか落ちない!
メラミンスポンジなどでトントンと洗剤を付けて拭いてみてください。あまり強く擦りすぎると壁紙を痛めるのでご注意!
Q.どんな時にプロに頼んだら良い?
湿気などでカビが広い範囲でついてる…
なかなか汚れが取れない…
湿気が多い時期や場所では、黒ずんだカビが発生することも。広い範囲でカビが発生した場合は、カビの発生源が壁紙の下にある可能性もあるため、壁紙を剥がしてチェックする必要があります。そんな時は、壁紙補修のプロにご依頼ください!


