毎日を心地よく過ごす掃除のヒント|キッチン編

2026.05.27 | お掃除

いつもピカピカのきれいなマイホームに憧れていても、つい掃除を後回しにしてしまうことはありませんか。普段から掃除をしていないと、汚れを落とすための労力や時間が余計にかかってしまいます。汚れをためず、毎日を心地よく過ごすためのヒントを、ハウスクリーニングのプロである「おそうじ革命 品川旗の台店」の春原(すのはら)将浩さんに聞きました。
第4回目は「キッチン編」です。

効果的な時短掃除の方法は

キッチンは水や油、食べ物、火など、さまざまなものを大量に扱う場所。短時間使うだけで、さまざまな汚れがシンクやコンロ、キッチンの天板などに飛び散ってしまいます。

キッチンで発生する主な汚れ

 汚れの種類  汚れの場所
 水アカ  シンク、蛇口
 黒カビや菌  排水口、三角コーナー
 油汚れ  換気扇、コンロ
 皮脂、食べ物の汚れ  取っ手、扉

 

キッチン汚れは、元々水滴や食べ物から発生するもの。汚れた直後に掃除をすれば簡単に落とせるのに、汚れを溜めてしまうと掃除が大変になってしまいます。
 
春原さんが教えてくれた掃除の時短ポイントは、「すぐに使えて簡単に後始末ができる道具を選ぶ」こと。重曹やクエン酸などを使う方法もありますが、時短を目指すなら用途や必要量がはっきりわかる家庭用洗剤がおすすめです。

おすすめのキッチン掃除道具
・キッチンマジックリン → 油汚れ
・キッチン用カビキラー、またはキッチンハイターなどの塩素系漂白剤 →黒カビや菌など
・アルカリ電解水 →皮脂、食べ物の汚れ
・タオル(キッチンタオルでもOK)
・ミニスクイージー(水切りワイパー)

手が届く場所に掃除道具を準備して、数分の時短掃除でキッチンをきれいにしましょう。

コンロを温かいうちに拭く

IHヒーターやガスコンロは、油はねや焦げ付きでいつの間にか汚れてしまう場所。ちょっとスープをこぼした跡も、放っておけば焦げ付き汚れに変化してしまいます。
「掃除の鉄則は、汚れたらすぐ掃除をすることです。特にコンロは調理が終わった直後に掃除を続けていれば、キッチンタオルやダスターでさっと拭くだけで綺麗になります。コンロや床の軽い油汚れも、付いたばかりならアルカリ電解水だけで掃除できると思います」。

焦げつきが目立つ場合は、キッチンマジックリンを吹きかけてラップでパック。数十分放置した後に、スポンジなどでこするとキレイに落とせます。

排水口と三角コーナーを攻略

ぬめっとした汚れや悪臭などがある排水口と三角コーナーの掃除は、キッチンの中でも苦手な人が多い部分ではないでしょうか。ぬめり汚れや黒ずみは、カビや雑菌の塊。スポンジで掃除することにも抵抗が出てきてしまいそうです。
「時短で確実に掃除をするなら、生ごみを取り除いた後にキッチン用のカビキラーをシュッとかけて数分放っておくと良いですね。その後、流水で流しておけば簡単に除菌ができます」。
キッチン用カビキラーを使う方法では、三角コーナーも簡単に掃除ができます。洗剤の力を上手に借りて、苦手な掃除をクリアしましょう。

※生ゴミ用ディスポーザーなど、塩素系漂白剤を使用できないキッチン設備もあります。詳しくは、説明書を確認しましょう。

シンクには水滴を残さない

排水口や三角コーナーの生ゴミは毎日処理していても、キッチンのシンクに残った水滴を毎回拭き取るのは面倒だという人は多いのでは。「せっかく拭いても、家族が使ってすぐ濡れてしまう」「水滴の汚れは大したことがなさそう」と見過ごしていると、頑固な汚れの原因になってしまいます。

「キッチンの掃除に伺うことも多いのですが、洗い物をするたびにさっと水滴を拭き取っている場合はシンクにほとんど汚れがないことが多いです。水道水の中にはミネラル分が含まれているので、そのまま放っておくと白い水アカがシンクに付着して取れにくくなってしまいますね」。

でも、夜遅くまで家事をした後、濡れたタオルを洗ったり干したりするのは面倒なもの。掃除の後片付けが面倒で、ついシンクの掃除をパスしてしまう場合もありそうです。
「シンクの周りでは、窓や浴室の掃除で使うことが多いスクイージーも役立ちます。キッチンの天板やシンクの水滴を集めて、排水口に流すだけ。後はわずかな水滴を拭き取るだけですから、紙のキッチンタオルを使い捨てにできます。掃除用として、ミニサイズのスクイージーが市販されています」。

水場は特にキレイにしておきたい場所。後片付けの後にプラス3分の掃除で、シンクをピカピカにしましょう。

取材ライターのつぶやき

IHクッキングヒーターで調理するたび、天板の焦げ付きに悩まされていました。家族が何かこぼしたことに気づかずに加熱してしまうことが敗因だったのですが、そもそも毎日拭いていればひどい汚れにはならなかったはず。私も時短掃除できれいなキッチンを目指したいと思います。

今回のSpecialist 春原 将浩(すのはら まさひろ) さん

2016年にハウスクリーニング開業。見た目だけでなく汚れの原因から改善することをモットーに、エアコンクリーニングから空室清掃まで幅広く手がける。豊富な現場経験に基づく丁寧な作業とわかりやすいアドバイスが好評。


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